広島原爆忌が過ぎ、もうすぐ長崎原爆忌と、終戦の日。今年もこの時期になりました。
実は大学と修士での専門がそういう分野だった私は、学生時代から何度か沖縄、広島、長崎をはじめ、さまざまな場所に足を運び資料館に行ったり、戦跡に行ったり、戦争体験を聞いたりしてきました。何年か前(たぶん社会人になってから)、8月6日が休日だった年があり、前泊して広島の平和記念式典に足を運んだことがありました。原爆投下の8:15に黙祷をしますが、その時間は、いろんな音が聞こえていた会場は何も聞こえなくなり、平和のためにお祈りしたことをよく覚えています。
私が戦争と平和に興味を持つようになったきっかけは、覚えていません(笑)気がついたらあちこち出かけて、資料を見て、話を聞いて、本を読んで、悲惨すぎてときどき具合が悪くなって、でもまた出かけて…という感じで、学ばないといけないという強い思いと、戦争の悲惨さを伝えないといけないという強い使命感のようなものが小さい頃から、今までずっとあります。(長崎の資料館や市内を案内してもらったあと衝撃で何も食べられなくなり、現地の名物の島原素麺の1本も食べられなかった、などということもありました。)教会に通うようになって、こんな感じの自分の話をしたら、「平和を求める心は神さまが与えてくださるものだよ」と教えてもらい、大きなきっかけなしにこんなに強い思いがあるのだから本当に神さまが与えてくださったとしか考えられないと思い、感謝して一層学びを深めるようになりました。私がやらなければならないという思いが一層強くなりました。
最近は、悲惨な経験を学び続け伝えることも続けていますが、それ以上に、ちょっと大袈裟ですが平和を作り出すために自分ができることをしていきたいと思うようになりました。自分の考え方を持っていいし、人の目・世間の目ばかり気にしなくていいし、誰かと自分を比べなくていいし、辛いときはひたすらうんうんと話を聞いてあげたいし聞いてもらいたい、そういう考え方・行動ができるような手助けをしたいのです。世の中が戦争に傾いたとき、それは違うと思ったら違うと言えるように。平和をなしたいと思ったときに、そのために努力することができるように。許しと寛容、まさにキリストの姿です、すっごく難しいと感じています。でもそうなりたくて努力中です(´ω`;)
今回はごはんと関係ない話でした(笑)連休中の方もいらっしゃるでしょうか、おいしいものを食べたり家族とゆっくり過ごす時間、すこーしだけ75年前に思いをはせてみませんか。家族と話してみませんか。今は日々、平和といえる日常を過ごせることに感謝します。
まみこ