記事を書いた人 ユリ
東京在住
就活で自分のすすむべき道を模索する中で、摂理に出会って教会に通うように。
趣味は海外旅行・カラオケ、最近は健康のために料理をはじめました。
現在はIT企業で営業として働いています。
これまでの人生
私はこれまでの人生、器用に生きてきました。学生時代、部活も勉強もそれなりにできて、立てた目標も努力して乗り越えるタイプ。
中学から剣道をはじめ、中学最後の夏の大会では関東大会に出場するという目標を達成したり、高校では塾に通わずに受験勉強をして、第一志望の大学に入学したり。
人間関係も良好で、ある友人には「ユリのこと嫌いな人っていないよね」と言われたこともあったし、学校生活の中で先生に重大な問題を指摘されたことも、これといってありませんでした。
このように私が器用に生きてこられた根底には、家族や友人、先生方、これまで出会ってきた人の支えがあってこそのことだと思っていて、特に、何不自由なく育ててくれた両親には本当に感謝をしています。
これまでの人生において不満はなく、その証拠に、就活のグループ面接で「あなたが過去に戻るとしたら、いつ時点に戻って人生をやり直したいですか」と聞かれて、「常に今が1番だと思っているので、やり直したいと思ったことがありません」と答えたら、面接官に苦笑いされた記憶があります。（よく考えたら答えになってないですね笑）
でも私は大真面目に心の底からそう思っていたんです。
御言葉との出会い
そんな私が御言葉に出会ったのは、大学3年生、就活真っ只中のとき。他の本から知識を得るのと同じように軽い気持ちで聖書を学び始めました。
その当時、神様は人間がつくった概念だと思っていて、正月や受験前、面接前など気が向いたら心の中心に置いてみる存在、そこで願ったことが叶ったらラッキーくらいに思っていました。
だから、御言葉のなかで、自分が神様によって創造され、その神様が自分のことを本当に愛してくれていると聞いた時には、少しびっくりしたけれど、驚きよりも何よりもただただ嬉しい気持ちが勝り、不思議な感覚でした。
どんな自分だったとしても愛してくれる存在がいる、それだけで心があったかくなり、御言葉を聞きながら、自然に涙が溢れてくることもありました。
就活時代、私が就活の軸として、自分の人生の目標に置いていたのは、「人々みんなが個性を生かせるような社会にしたい、そのために貢献できる人間でありたい」ということでした。
今思えば、他の人が自分らしく、充実した幸せな人生を送れるように、そう願っているように見えて、実は自分が一番、自分の個性を探していたし、自分が一番、この世の中に存在している意味を見出したかったのかもしれません。
なんでもある程度こなせる人生から抜け出して、だれか・何かにとっての一番になりたかったのだと思います。
そして、今は
その後も聖書を通して、神様の愛を学び、自分が創造された目的を学びました。
聖書を解いて教えてくださったのは、牧師先生（チョンミョンソク牧師）です。私は先生に直接お会いしたことはありませんが、その代わりとなって聖書を教えてくれた人を通して、先生のことを知るようになりました。
先生は幼少期のころから、神様やイエス様のことを知ろうと聖書を何千回も読み、そこから学んだことを私たちに教えてくださいました。
先生は食べるものも寝るところもないようなところで生まれられ、これまで先生が経験されてきたことを聞いていると簡単な人生ではなく、むしろ本当に苦労が多く多い人生を送られてきた方です。
そんな先生はいつも、人は考え通りに生きる、考えが命だ、とおっしゃって、どんなに難しい状況があったとしても、神様の願われている通りに生きることを幸せだとおっしゃいます。
私は過去、自分の人生は100点だと思っていたし、満足だと思っていました。
でも先生に学び、神様のことを知って、神様から見た自分のことを知りました。そして、その時に初めて、本当に自分らしく生きられるようになりました。
今この記事を読んでくださっているあなたはどんな時に幸せを感じますか？
各自いろんな瞬間が思い浮かぶと思いますが、私は賛美を歌って神様に感謝と愛を表現するときに本当に甲斐を感じます。
実は、私は幼少期から歌うことが大好きで、小学校では合唱団に所属していました。
しかしながら、中学以降は人前で歌うこともなくなり、その喜びを忘れていましたが、この歴史でその個性を思い出させてくださり、今では教会で歌手として活動しています。
神様の考えを探りつつ行っていく人生は簡単ではないし、日々もがくことも多いです。
でも、私は神様が本来自分に備えてくださった個性・目的に合わせて実践できているときに本当に甲斐を感じられ、幸せを感じます。
このように、先生が教えてくださり、この歴史に出会わせてくださったから、私の人生は120点になりました。
そして、これからも、150点、200点ともっともっと自分の人生が希望に満ち溢れることを確信しています！
