ASD(自閉症スペクトラム障害)の友達と仲良しな息子

ある日、小学校に息子を迎えに行くと、いつもそうなのですが、ASDの息子の友達が靴を履かずに校庭を走り回っており、先生が追いかけていました。

その子がうちの子の名前を出して、〇〇君のおうちに遊びに行く、と言っていました。息子に聞くと、そのASDの友達とよく休み時間に遊んでいるそうです。

その友達は一目でASDとわかるような特性を持っています。目線は合わず、会話のキャッチボールは苦手で…など。

どのように遊んでいるのか?想像できないのですが、子供達の見た目で人を判断せず、障害とかは気にせず、純粋に遊び合う姿にほほえましく思いました。

と、同時に自分がとても恥ずかしく思いましたし、息子の素直さに尊敬もしました。

自分が小学生の頃、そのような障害を持っていた人と遊んでいた記憶がありません。恥ずかしながら、当時の私はきっと人を見た目で判断し、遠ざけていたのだと思います。

今の私はどうか?決してどんな人も素直に受け入れられているとは思いません。見た瞬間に何かしらの感情、心が生まれ、そこから理解しようと歩み寄ろうとするとは思います。息子のように意識せず、素直に受け入れるというより、意識して受け入れようとする自分がいると思います。

そう思うと、息子のその素直さがとても尊敬できることであり、学ばされる姿でした。

神様は全ての人の全てを受け入れて下さる方で、見た目とか障害とか関係なく愛で接して下さる方です。もっと神様を学び、神様の愛や精神を身につけていきたいものだと思いました。

息子を通して、大切なことを神様が教えて下さったことに感謝します。

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この記事を書いた人

天運教会(キリスト教福音宣教会)に所属する、総合内科、消化器内科、内視鏡を専門とする医師です。救急・ERやへき地医療を経験し、病院勤務医を経て現在はクリニックを開業し経営者となりました。2児の父でもあり、子育てと仕事の両立に奮闘しています。

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