記事を書いた人 Midori
大学で美術を学んでいます。
旅行と自然が大好き。
休日は美術館へ。好きな画家はピエール・ボナール。
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私は一度も先生(チョンミョンソク牧師)に直接お会いしたことはありません。ずっと映像で御言葉を聞いてきました。
一度もお会いしたことはないけれども、先生が行われたこと、話されたことをきいて、その思想と精神に感動し、今も続けて摂理にいます。
そして先生が行ってきたことをなぞる度、
その人の人生の非凡さを感じる毎日です。
先生が神様と一緒に作り上げた最高の作品である月明洞。
その場所で先生がどのように過ごされていたのか、実際にその姿をなぞるとき、
先生という方がどのような方なのか、きっとお分かりいただけると思います。
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最近、絵を見ながら、画家が絵の前でどう動いて描いたのか、を考えるのが楽しみ方の一つです。
一点一画に至るまで、その人がどのような力で、どのような思いで、筆を置いていったのか。息が詰まるほど張り詰めて打った点なのか、えーいと思い切り筆を動かしたのか。
そうしながら見るとき、その人の息遣いさえ感じられると思っています。
そして、見るだけでなく、実際に自分が同じように描こうとしてみるとき、その人が何を見ていたのかを感じることができるなぁと思っています。画家を志す多くの人が一度は名画を模写した経験があるのではないでしょうか。
模写することは、技法とか構図とか、そういう技術的なものを学ぶだけでなく、その行為をなぞるときに感じる、絵に向かう姿勢だったり息遣いを体で学びとり、受け継いでいったのかなと思ったりするわけです。
これは絵のことだけでなく、生活の中のことでも言えると思います。
他の人がしていること、してきたことも、実際に自分がその立場にたって同じように行ってみるときに、その大変さや偉大さを感じるようになるということです。
私は先日、月明洞訪問させていただいた際に、「野心作」という岩の造形の間に落ちている松の枯葉を掃除する、という聖地のお掃除を体験させていただくようになりました。
(野心作の写真)
月明洞とは先生が福音を伝える傍ら、1989年から故郷の地である月明洞の開発を行ってこられた、世界一大きな自然の教会とも言われる神様の自然聖殿です。
先生が月明洞にいらっしゃったときは、毎日この場所でお祈りし、賛美し、掃除し、綺麗に開発してこられました。
私はコロナ期間に御言葉を学んでいたため、先生にお会いしたことがないため、先生が月明洞を掃除したり、整備したりしている様子を映像で見せていただくことはありましたが、実感を持てずにいました。
月明洞を掃除している方、管理している方の姿を間近でみさせて頂いたのは今回が初めて。
牧師さんに教えてもらいながらいざ実践。
思ったよりたくさんの松の葉が落ちており、掻き出していく作業はとても大変でした。
月明洞はものすごーく広いです(笑)
こんなに広い敷地を、こんなに細やかに掃除されていること、しかも毎日……
どれほどこの場所を大切に思っているのだろう、と感嘆するしかなかったです。
そして驚いたことの一つが、掃除の時間の前に、野心作を案内してもらっていたのですが、その時何度も通っていたのに全く気が付かなかったこと。
その牧師さんは私が滞在している二日間、お一人で続けて野心作の掃除を黙々となさっていました。誰もみていなくてもただ神様を愛して神様の宮を掃除される姿、その真心にとても感動しました。
月明洞は神様の宮です。でもそれと同時に、神様を愛する人たちの真心が詰まった宮殿なんだと感じるしかありませんでした。
誰よりも真心を尽くされ、月明洞を管理なさっているのが先生です。
月明洞を離れることになる当日の朝も、先生はこの神様の道の落ち葉の掃除をなさっていたそうです。
そしてそのような行いは、月明洞だから、ではなく、どんな場所にいたとしても変わらないのが先生のすごいところ。
「地球は神様の宮だ」と考え、同じように行動されてきた先生の姿を、さまざまな映像を通して、人を通して聞いてきました。
今回、月明洞を見るだけでなく、その場所で、先生がどのように過ごしていたのか、自分が実際に行ってみることによって、先生がどんな人なのか、一層知ることができました。
人は言葉で言うことは簡単だけど実践に移すのはとても難しいです。
先生がなさってきたことを聞いて、実際に自分が行ってみるならば、その人がどんな精神をもっているのか、感じてもらえると思います。
神様の宮、月明洞、そしてこの地球をいつも美しく真心込めて掃除するのは、ただ神様を愛するから。
そのように、全てのことをただ神様、イエス様だけのために行ってこられたのが、私たちの先生だということを多くの人に知ってもらいたいです。