コロナワクチンよもやま話~その1~

最近はテレビをつけるといつもワクチン接種の話が流れています。皆さんはどんな立場で、どんな気持ちで視聴していますかね?

 

ある人は不安になる。

 

ある人は早く打ちたいと思う。

 

ある人は無関心で興味がない。

 

様々な立場があると思います。特に日本のような国は国が統治するようなワクチン接種はできませんので、接種義務もありませんので、より様々な立場があると思います。

 

様々な立場があって良いと思いますし、それぞれの立場を理解し尊重する必要があると思います。

 

テレビでいつもワクチン接種の話が流れているので、子供からは「今日、ちっくんする?」とよく聞かれます(笑)

 

ちなみに、私は医療従事者なので、ワクチン接種は積極的にする考えです。もちろん、ワクチン接種による副反応をはじめとした害もよく理解しており、それでもなお接種を積極的に考えています。

 

その理由は、まずはこの世界的なパンデミックを抑え込むためにはワクチン以外では不可能だからです。また、ワクチンによる害があっても、全体としてはパンデミックを抑え込む効果があり有効性が高いと判断されるからです。最後に、自分の感染対策のためというより、世界的なパンデミックを抑えるためにはより多くの人がワクチンを接種する必要があり、自分がその一人を担いたいという思いからです。

 

そんな思いから、うちのクリニックでも相当数のワクチン接種ができるように診療体制を調整しています。希望する方がより早く、より多く接種をできるためにそうしています。

 

10数年先に、このワクチンによる身体の害が明らかになることもあるかもしれませんが、それを考えて今何もしないとパンデミックを抑えられないので、人類みな運命共同体という思い!?で接種をしています。

 

医学の発展はそのように多少の犠牲を払いながらも成されてきた歴史があります。今もそのような時と思っています。この経験を生かして、より発展した医学、感染対策、ワクチンなどが生まれていくことを信じています。

 

未曾有のパンデミック・・・

 

一生に一度経験することもなかなかできない経験を世界が今しています。簡単に艱難困難と一言では言えないほどの大変な状況の方もいると思いますが、艱難困難を経験するとより強くなることもあると思います。

 

私はこのような考えは聖書の御言葉から学びました。「堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあってはあなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。」(コリント人への第1の手紙15章58節)と聖句にあるように、神様を知って神様が願う事をしているならば、たとえ途中に艱難困難があったとしても必ずその労苦は無駄にならずより強くより良くなれるように神様が導いて下さると確信しています。

 

その確信が何より力となり、この艱難困難な状況でもより前向きに考えて行なっていくことができています。

 

以前、ワクチン接種と同じようなものだと鄭明析牧師が話されていました。ワクチン接種による熱や痛みという副反応がありますが抗体ができて免疫力がつくように、艱難困難を経験してより強く素敵な自分という作品ができるものだと話されていました。

 

ワクチンよもやま話をしてみました。どんな方法であれ、皆さん自身が、また皆さんの人生がより強く素敵なものになることを祈っております。

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この記事を書いた人

天運教会(キリスト教福音宣教会)に所属する、総合内科、消化器内科、内視鏡を専門とする医師です。救急・ERやへき地医療を経験し、病院勤務医を経て現在はクリニックを開業し経営者となりました。2児の父でもあり、子育てと仕事の両立に奮闘しています。

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