上手い、下手ってあってないようなもの!?

息子の描く作品や作る作品を見ながらふと思ったことです。

 

息子の作品はクラスの中で断トツに、一般的に言うところの、下手です。お世辞にも上手いとは言い難いと思います。

 

似顔絵を描けば、周りの子の作品は顔と認識できますが、息子の作品は顔とは言い難く、線の集合体???とでも言いましょうか(;’∀’)

 

自信満々に見せてきたり説明してくれる姿を見ながら、上手いとか下手ってどうでも良いというか、そんな評価できないなーと思いました。

 

もちろん、被写体にどれだけ似せられるか?とか何か評価の基準があれば、その基準に近いかそれ以上なら上手いと認識され得ますし、その基準から遠いかそれ以下なら下手と認識され得ます。

 

しかし、そういう基準の無い世界ならその作品のありのままを受け入れて、それぞれに特有の個性や価値があり、もし賞があるなら全ての作品に賞があるように思います。

 

そう思った時に、自分の中にあるいつの間にか存在する基準によって勝手に子供たちの作品を評価し上手い下手を判断していた自分を反省しました。

 

ああ、これと同じく人間一人一人もそのような作品なんだなーと思いました。各自の価値観や何らかの評価基準で誰かを見て良しあしを勝手に判断しているのではないかと思いました。本来は各自に特有の個性や価値があり、それぞれのありのままを受け入れてあげて、賞を与え、評価してあげないといけないのに。

 

そのような目で各自を見て、賞を与え、評価できるのは神様しかいないなーと思いましたし、その神様の愛や精神を学び受け継いだ主しかいないなーと思いました。神様は全ての人を等しく愛し、いつも見て下さっていますので。

 

自分も聖書の御言葉を学び、実践することで神様の愛と精神を身につけながらもっと成長していきたいと思いました。一般的に見ると、人より成長が遅く下手なことが多い息子を通して、神様が大切なことを気づかせて下さったことに感謝します。そんな息子も2年経つと線の集合体から顔と認識できる作品が描けるようになっていました。もちろん、比べるものではないですが、他の子と比べて断トツ・・・(笑)

 

そう、人は成長し変化するものだというのも改めて感じました。子供が成長するのはわかりやすいですが、私たち大人も成長できるし、成長すべきことだと思います。

 

御言葉を教えて下さる鄭明析牧師はお会いするたびに成長し変化しており、いつも驚かされますし、その謙虚さといつも努力される姿に尊敬します。まさにこのように人生は常に成長し変化し続けることが大切なのだといつも気づかせて下さいます。私も医師として、常に成長をし続けていきたいものです。

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この記事を書いた人

天運教会(キリスト教福音宣教会)に所属する、総合内科、消化器内科、内視鏡を専門とする医師です。救急・ERやへき地医療を経験し、病院勤務医を経て現在はクリニックを開業し経営者となりました。2児の父でもあり、子育てと仕事の両立に奮闘しています。

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