サフィール踊り子に乗って伊豆へ旅行に行った話~サフィール踊り子のグリーン個室だけではなかった楽しい帰路~

さて、またまた前回からの続編になります。かの人気の観光電車、サフィール踊り子についに乗ってきました。いかにしてチケットを購入できたかはこちらを参考にしてください。行きの様子はこちらをどうぞ。

帰りは伊豆熱川から品川までサフィール踊り子のグリーン個室を予約していました。

しかし、熱川温泉だけでは時間をもてあましてしまい、急遽サフィールを待たずして早めに出発して熱海で昼食を済ませて、熱海からサフィールに乗車することにしました。

この判断がより旅を面白くしてくれました。

特に息子はサフィールを最初からどうしても乗りたいとわめいていたので、判断に迷ったのですが、熱海まで乗った各駅停車がリゾート21という電車で通称キンメ電車という金目鯛をモデルにした赤い電車でしたが、これがとっても良く息子も楽しんでいました。結果的に早めに出発して良かったと思いました。

神様がより良い旅のプランを用意してくれていたと感謝しました。

このキンメ電車は海側に向かって横に並ぶパノラマシートがあったり先頭車両は展望席になっていたりしており、息子も満足してテンションあがっていました。先頭は運転席が丸見えで、前も横も景色が見えるまさに展望席でした。

熱海で下車して、昼食を済ませ、お土産を購入をすると、ついに今回の旅のメインでありクライマックスのサフィールのグリーン個室に乗り込みました。

ちなみに、お昼は金目天重というこれまた最高においしい、伊豆ならではの料理でした。特産の金目鯛をふんだんに使った天重で、写真を撮り忘れてお見せできないのが残念ですが、とっても大きくたっぷりの鯛をサクサクな天ぷらにしたもので今まで味わったことのない天重でした。

そしてついに、サフィールのグリーン個室ですが、チケット購入に成功した時からずっとこの個室に乗るのを楽しみにしていましたので、乗車できてとっても嬉しかったです。

上品な皮のソファと落ち着きある色合い、そしてプライベート空間、どれを見ても今までに経験したことがないものばかりでした。

事前にネットでサフィールPayにて飲み物やおつまみを購入していましたので、個室に持ってきて頂いたので、皆でそれをつまみながらその雰囲気に酔いしれながら外を眺めていました。

この個室の存在はyou tubeで知ったのですが、初めて見た時はまさか自分がその個室に乗ることになるとは夢にも思っていませんでしたが、いつかこんな個室に乗ってみたいなとは思っていました。気が付けばそれが現実になっていたので驚きです。

小さな夢を実現してくださった神様に感謝します。

父も皆もリラックスして楽しみながら車窓を眺めながら談話して過ごしていました。良い時間、良い環境をプレゼントしてくださった神様に感謝します。

帰り、つまり上り電車は下り電車とは逆でプレミアムグリーン席が最終車両となるため、先頭車両は運転席が丸見えの車両でした。息子は運転席と先頭車両からの眺めを楽しんでいました。

そんな至福の電車の旅も品川で終了となりました…

その時はあっという間にやってきてしまい、とても名残惜しい時間でした。

ホームで走り去っていくサフィールを眺めながらさよならを告げました。

サフィール踊り子のグリーン個室、とっても落ち着きある素敵な心地よいプライベート空間が約束されています。そのチケットを購入するのはとっても難しいですが、特別な日に特別な旅行をしたい方にはお勧めです。

今回、私は初めてこんな優雅な電車の旅をしてみました。父も喜んでおり、皆にとって良い思い出になりました。

ちょうど伊豆では河津桜が咲き始めていた時でしたので、熱川にも桜が咲いておりとてもきれいでした。後日、今回の旅を思い出した時にある歌が頭の中に流れてきました。それは、森山直太朗さんの「さくら」です。

「♬~またこの場所で会おう さくら舞い散る道の 上で~♪」

というフレーズが心に残りました。父は癌を患っており予後は決して長くはありません。来年の春にまた皆で元気にさくらを見られる日がくることを祈りながら旅を締めくくりました。

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この記事を書いた人

天運教会(キリスト教福音宣教会)に所属する、総合内科、消化器内科、内視鏡を専門とする医師です。救急・ERやへき地医療を経験し、病院勤務医を経て現在はクリニックを開業し経営者となりました。2児の父でもあり、子育てと仕事の両立に奮闘しています。

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